|
増築から減築へ |
|
定年後や、セミリタイア後の人生、セカンドライフ。子供も手を離れ、仕事のしがらみからも解放された時こそ、手に入れたいのは「ゆとり」と「時間」。思い切って開放的な間取りに変えて、広々とした住まいで“第二の人生”をおくるのはいかがでしょうか?不要になった子供部屋の間仕切りをとってゆとりの広さの主寝室や趣味のお部屋にすれば新たな快適空間が生まれます。またリビングと和室を一体化して、広々としたLDを確保し、開閉壁や間仕切り家具を用いれば状況に応じて自在に多彩に使いこなせる空間を造ることができます。家の中だけでなく、敷地内にガレージを作り趣味の時間や、お庭には家庭菜園・ガーデニングと夢は瞬く間に、広がってゆきます。 |
|
|
|
|
バリアフリー 将来の生活に欠かせないバリアフリー化 |
|
セカンドライフをおくる上で、将来を考えた住まいのバリアフリー化は不可欠です。年をとると、個人差はあっても誰しもが多少は足腰が衰えてきます。若い時は何でもなかった段差や、狭さが苦となり、思わぬ事故の原因になったりもします。リフォームの機会に、住まいを見直して動線をできるだけ単純にし、移動がスムーズなプランを考えて、床の段差も解消しておきます。出入り口など、ひとつひとつのスペースを広くとり、移動がしやすい環境を作ることをお勧めします。 |
|
|
助成金制度もあります。 |
|
厚生省による住宅改修告示に準拠した改修の場合、要介護区分を問わず、改修費用(上限20万円)の9割(実質上限18万円)が支給されます。 |
|
【給付対象となる改修工事】
● 廊下や階段、浴室、トイレ、玄関まわり等への手すりの設置
● 段差解消のための敷居の平滑化、スロープ設置、浴室床のかさ上げ等
● 滑り防止、および円滑な移動のための床材の変更(畳・じゅうたん→板材等)
● 扉の取替え(開き扉→引き戸・折り戸等、ドアノブ交換、戸車設置等)
● 洋式便座等への便器の取替え
● 上記の住宅改修に付帯して必要となる改修
※市町村によって異なります。
|
|
|
安全性 住まいの安全性をアップ |
|
手すりや段差解消で動作・歩行の安定感を高める気配りを。玄関は、玄関ドアを引き戸に。段差がなく開口幅が広いので安全に出入りできるようになります。ホールには、靴の着脱時に安心のベンチを設置。階段には、手すりを設け、滑りにくい階段にリニューアル。廊下などは、センサーで点灯する足元灯があれば、夜間のトイレも安心です。各部屋への出入り口も出来るだけ段差を解消して、つまずきや転倒を防止します。きめ細やかな配慮で、みんなに安全な住まいを実現しましょう。 |
|
|
操作性・機能性 機能的で操作しやすいことが大切 |
|
からだに負担をかけずに誰もが使いやすく、便利な工夫を取り入れることも大切です。たとえば、ドアはスムーズに出入りできる引き戸に。オートタイプや連動タイプならさらに快適。玄関ドアもオートスライドタイプなら両手がふさがっていてもドアが自動で開くから便利です。キッチンの高い戸棚も電動タイプなら、スイッチひとつで楽々収納が可能です。 |
|
|
水廻り設備 みんなが安心して使える水廻り |
|
毎日使う、水廻りにこそみんなに優しい設備を取り入れたリフォームを。キッチンは、IHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機などの設備を搭載した、機能的で使いやすいシステムキッチンに。座って作業できるニースペースがあれば、より快適です。事故の起こりやすい浴室は、出入りのラクな引き戸、滑りにくい床、浴室暖房で急激な温度差がない環境、入浴がスムーズな浴槽など安全性に配慮したシステムバスが最適。また、立っても座っても、快適に使える洗面台や自動洗浄、自動開閉など便利な機能付の便器もおすすめです。適切な位置に手すりの設置も検討しましょう。 |
|
|
メンテナンスフリー 楽々お掃除・メンテナンス |
|
住まいや暮らし方を見直して清掃性、安全性に配慮し、将来的な補修などができるだけ負担が掛からないようにメンテナンスフリーの住まいにしましょう。キッチンや浴室、トイレなどの水廻りは、使いやすさやお掃除しやすさをポイントに選びます。年を取ってからのお掃除は身体に負担もかかります。内装材選びも配慮が必要です。また、屋根、外壁も何度も塗り替えや手入れの必要がない、耐久性の高いものにしておけば、将来的な負担も軽減され、住む人にも経済的にもやさしい住まいとなります。 |